スノーボードの必需品であるゴーグル!
斜面を滑る爽快感が魅力のスノーボードですので、良好な視界確保は確保したいですね。
また最近ではトリックに挑戦する方も増えてきているので、安全面を考えてもゴーグルは必須のアイテムです。
ただゴーグル選びで迷うのがブランド選び。
定番のDRAGON(ドラゴン)やOAKLEY(オークリー)、人気のDICE(ダイス)やSMITH(スミス)などさまざまにあるので、「どのような物を選べばいいのか?」「どこのブランドがいいのか?」「自分に合うゴーグルを選ぶにはどうすればいいのか?」など、気になる点をしっかり解説!
今回はスノーボードのゴーグルで人気ブランド15選!選び方からレディースにおすすめのブランドも紹介していきます。
そもそもスノーボードにゴーグルは必要?
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スノーボードには、本当にゴーグルは必要なのか?という声を聞きますが、これは間違いなく必要なアイテムです!!
「吹雪いた時には必要だと思うけど、天気がいい日は必要ないのでは?」と感じる方もいます。実際ゲレンデでも、天気のいい日はゴーグルを付けずに滑っている方もいますが、これは事故防止の観点から見ても間違い!
また滑走がスタートするとどんどんスピードも上がっていき、目を開いた状態が難しくなってきますので、スピードが出ていても目を開けた状態が継続できます。
また雪山では真夏並みの紫外線量がありますので、UV加工がしっかりしたゴーグルを選ぶことで、目を保護する事ができるんですよ。
そしてスポーツする上で大事なのが怪我しない事ですね。
滑走中に転けた時、他の人と接触した時、木や障害物にぶつかった時など、目が丸裸の状態に比べると、少しでも衝撃を抑えてくれますよ。
- 良好な視界確保
- 紫外線対策
- 目の保護
- 怪我の防止
【サイズ】スノーボード用ゴーグルの選び方
自分にぴったりのゴーグルを見つける為には、サイズ選びはとても重要ですね。
せっかくいいゴーグルを購入しても、自分に合っていなければゴーグルのよさも半減してしまいます。
それではスノーボード用ゴーグルのサイズの選び方を紹介していきます。
フィット感をチェック
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どれだけ可愛いく機能性が高いゴーグルでも、自分の輪郭に合ったゴーグルを選ばないと意味がありません。
ゴーグルを付けた時、ゴーグルの内側のスポンジと自分の頬と鼻がぴったりフィットしていることが大切です。
スノーボードを楽しむ上で欠かせないのが視界です。
フィット感を大事にすることで、「ゴーグルの内側のくもり軽減」「滑走時や強風時の目の乾燥防止」「ゴーグル内への雪の侵入防止」などの無駄なストレスを軽減し、安全に楽しめますよ。
国内ブランドとJAPAN FITモデルを選ぶ
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ゴーグルのブランドだけでも国内外合わせてたくさんありますので、その中から自分にあったゴーグルを選ぶのは大変ですね。
そこで自分にぴったりなゴーグルを探すヒントになるのが、国内ブランドか海外ブランドのJAPAN FITモデル(ASIAN FIT)からチェックしてみてください。
国内ブランドは日本人向けに作られているので、自分にフィットしやすいのが見つかりやすいです。
ゴーグルの多くはアメリカなどの海外ブランドになりますので、海外製は鼻の高さや骨格が欧米人に合わせて作られています。
そこでこういった部分をカバーしてくれるのが、海外ブランドの中でもJAPAN FITモデル。
鼻の低い日本人に合いやすいようにゴーグルのスポンジが作り替えられていますよ。
- SWANS(スワンズ)
- DICE(ダイス)
- DRAGON(ドラゴン)
- OAKLEY(オークリー)
- SMITH(スミス)
【レンズ】スノーボード用ゴーグルの選び方
スノーボードを快適に楽しむためには視界の確保がとても大切です。
レンズと言っても種類もカラーも豊富にあり、天候によって活用した方がいいレンズも変わってきますので、ぜひ参考にしてください。
それではスノーボード用ゴーグルのレンズの選び方を紹介していきます。
ダブルレンズなのかをチェック!
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ゴーグルのレンズには、1枚レンズとダブルレンズが存在しますが、選ぶならダブルレンズ。
レンズが2枚ある事で外側と内側に分ける事ができますね。つまり内側のレンズは外気に触れる事がないので、レンズのくもり止め防止になってくれます。
現在販売されているブランドのゴーグルにはダブルレンズがほぼ採用されていますので、そこまで意識する必要はないですが、稀に1枚の時もありますので、覚えておくと便利ですよ。
レンズの形をチェック!
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スノーボード用のグゴーグルは、各ブランドが共通して、「平面レンズ」と「球面レンズ」の2種類があります。
2つの種類があるのでどちらがいいの?となりますが、結論から言うとあなたの好きなデザインでOKなんです。
現在ではレンズの技術も発達しているので、お互いのメリットデメリットをしっかりカバーしているので、どちらも使いやすいですよ。
- レンズが平になっている
- レンズがやわらかく曲がりやすくフィットしやすい
- 目とレンズの距離が近く視界の歪みが少ない
- 球面レンズに比べると強度は弱い
- レンズに丸みがある
- レンズは硬めで曲がりづらい
- 平面レンズより強度は強い
- 眼球と形が同じく湾曲しているので視点が合いやすい
偏向レンズと調光レンズの違い
偏向レンズ
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晴天時に大活躍してくれるのが偏向レンズです。
雪山では太陽からの光が雪面に乱反射して、さまざまな方向の光がでてしまいます。
何もないレンズで滑走すると、雪面が眩しく、凸凹の斜面が見づらくとても危ないです。
偏向レンズであれば、乱反射されて、光の中で不要な方向の成分のみを遮断してくれるので、画像の様にしっかり斜面を見れますよ。
但し天候の悪い降雪、降雨、雨天などはNGですよ。
調光レンズ
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どんな天気にも対応してくれるのが調光レンズです。
紫外線量に反応してレンズの明るさを変化させてくれるので、紫外線量が多いとレンズカラーが濃くなり、紫外線量が少ないとレンズカラーは薄くなることでレンズを明るくしてくれます。
可視光線透過率(VLT)をチェック
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ゴーグルに必ず記載されているのが可視光線透過率です。
「レンズの外側から内側に入ってくる光の量を%で表した数値」になりますが、簡単に説明すると、どのくらい眩しいかを表しています。
数値が0%に近い程まったく光が入ってこず、100%に近いほど光が目に届くという感じです。
つまり外の天気に合わせて決めると、より視界がクリアになり、快適な滑走が楽しめますよ。
- 晴天用:15%前後
- 曇り用:45%前後
- ナイター用:90%前後
- 晴天〜曇り日用:50%前後
◆選ぶレンズの色で明るさの感じ方は変わりますので、レンズ選びの目安に使ってください。
レンズの色の違いを把握しよう!
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ゴーグルを選ぶ点で大事な視界の確保力。
視界を確保するには、くもり止めだけなくレンズの色も大切ですよ。
レンズは天候によって大きく左右されるので、天気と相性のいいレンズの色を知っておくのは大切です。
オールマイティな定番カラー:オレンジ系とピンク系
晴天時から降雪時まで対応している定番カラーで、幅広く初心者にもおすすめの色ですよ。
ピンク系のレンズの方が少し明るく、日本では曇りや降雪が多いので、ピンク系レンズを選ぶのがベターですよ。
快晴向けレンズ:ミラー系
ミラー系は光を反射してレンズ内に入る光を調整してくれるので、快晴時には便利です。
但し目に入ってくる光が限られる事がデメリットにもなりますので、ナイターなど外が暗い時にはとても見づらくなってしまうので、快晴時のみ使うようにしてください。
晴天用レンズ:グレー系
少し暗めの色になりますので、晴天時の眩しい光を軽減してくれますよ。
曇り用のレンズ:ブルー系
グレー系より明るく、オレンジやピンク系よりも暗めに見えるレンズ色。もちろん晴天時でも使える色になっているので、定番色と合わせて使いやすい色ですよ。
ナイターや降雪時用:イエロー系やクリア系
イエロー系はとくに明るくなるので降雪時にぴったり。
クリア系は裸眼時と同じ状態なので、降雪時にもおすすめですが、一番はナイター時です。
【ベルト】スノーボード用ゴーグルの選び方
ゴーグルを選ぶには、サイズやレンズだけでなくベルトもあります。
細かいところではありますが、初心者の方は、後で後悔してしまうこともあるので、ぜひ覚えておいてください。
参照元URL:https://snowhack.net/
ゴーグルのベルトには、バックルタイプと1本タイプの2種類がありますので、どっちがいいのか?と悩む方もいますね。
1本ベルト(画像左):帽子の上からかぶるタイプ
- ベルトが基本的には長いので調整がしやすい
- フィット感が高くへルメットの上からでもしっかりフィットしてくれる
- 装着時には帽子がズレる場合がある
バックルベルト(画像右):顔をつけてから留めるタイプ
- ベルトの長さが短いものが多い
- 装着がとても楽ちん
- メルメット着用時は基本的に専用の延長ベルトが必要
- 脱着を楽したい方:バックベルト
- へルメット着用時の延長ベルトが不要な方:1本ベルト
女性人気が高いのはバックベルトタイプです。装着時の帽子のズレによる化粧崩れを防止できるのが理由です。
但し1本ベルトも慣れると帽子もズレる事なく装着ができるので、最終は自分が楽だと思う方がベストです。
【レディース向け】ブランドのスノーボードのゴーグルでおすすめ6選
スノーボードのゴーグルにはレディース用やメンズ用などの区分がありません。
サイズが合えばユニセックスで使用ができますので、レディースはメンズよりも顔が小さいので、ゴーグルを選びにくいのが現状です。
少しでも選びやすい様に、サイズが大きすぎないものや可愛いデザインを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
レディースにおすすめのブランドのスノーボードゴーグルを紹介していきます。
DRAGON(ドラゴン):DX2
アメリカ発のアイウェアブランドです。
名前の通りスタイリッシュでクールなデザインや機能性の高さで人気がありますよ。
「DX2」はブランドの中でもレディースがつけやすい、ミドルサイズにベルトがバックルタイプになっています。
またレンズには日本人の目の色に合わせられたJAPANレンズも使われているので、日本の雪山でも見やすいのが特徴です。
ROXY(ロキシー):SUNSET ART SERIES
ロキシーはレディースの為のサーフブランドとしてはじまったブランドですね。
夏に人気のブランドで、女性らしくキュートなデザインが揃っていますね。
こちらはフレームとストラップに鮮やかなプリントがデザインされて可愛いモデル。
サイドにはブランドのロゴデザインも入ってブランドらしい仕上がりです。
アジアンフィットに球面ダブルレンズになっており視界も良好で、高密度フェイスフォームにポーラーフリースでつけ心地も快適ですよ。
OAKLEY(オークリー):Flight Deck XM
オークリーは世界的に認知度の高い、サングラスやゴーグルを扱っているブランドです。
見た目も視界もよさも抜群として人気が高いですよ。
こちらはブランド中でも、女性や顔の小さい男性に向けて作られたミディアムサイズのモデル。
フレームがないスッキリとしたタイプでかっこ可愛く合わせられますよ。
DICE(ダイス):JACKPOT(ジャックポット)
ダイスは国産ブランド。
日本の雪山に合わせた日本人のためのゴーグルブランドです。
こちらはワンタッチでゴーグルの換気をしてくれる「A-BLOW SYSTEM」という革新的テクノロジーが備わっています。
また凹凸を捉える偏向ピンクレンズで明るさをキープしつつ、反射光を抑える偏光機能+眩しさを抑えるミラーがついているので、オールラウンドで使用できますよ。
ELECTRIC(エレクトリック):KLEVELAND(クリーブランド)
サングラスで有名なエレクトリック。
こちらはブランドの中でもとくにフレームがやわらかく仕上げられています。
ジャパンフィットで抜群のフィット感があり、着脱に便利なバックルストラップ仕様に、ジャパンレンジはベース色をレンズより薄く裸眼に近い状態なので、はじめてゴーグルをつける方にもおすすめですよ。
GIRO(ジロ):MILLIE(ミリー)
ジロはヘルメットで有名なブランド。
その為ヘルメットに合いやすいデザインが揃っており、レンズのクオリティも高いブランドとして有名ですよ。
またVIVIDレンズという色のコントラストを上げる技術も使われています。
こちらは女性にぴったりな小さめサイズ。
顔にふんわり感を与えてくれるマイクロフリースのトリプルレイヤーフェイスフォームに、強化された曇り止め効果が視界も良好ですよ。
【国産ブランド】スノーボードのゴーグルで人気5選
それでは続いては国産ブランドで人気のスノーボードのゴーグルを紹介していきます。
値段も海外製に比べると魅力的ですので、ぜひ参考にしてみてください。
SWANS(スワンズ):RACAN
国産ブランドの中ではトップクラスのブランドです。
国内のアイウェアブランドを牽引し、日本の変化する雪山に対応したゴーグルの開発を行なっており、レンズ部分をワンアクションで動かして一気に換気ができるシステムなど、国産らしい高い技術力が人気ですね。
こちらは新型レンズ搭載の新世代モデルである面発熱ゴーグル。
充電式のリチウムイオンバッテリーのパワーを使い、レンズに内蔵された透明発明体がレンズのくもりや凍結を除去してくれますよ。
DICE(ダイス):BANK(バンク)
こちらはスワンズが展開するブランド。
日本の天気、日本人の骨格や目に合わせた展開をしており、まさに日本人の為のブランドと呼んでもいいブランドです。
こちらは最新技術を使いつつも懐かしい定番モデルになっています。
フォトクロミック・テクノロジーを搭載したレンズで、ウルトラレンズの特徴である「凹凸が見やすい」機能はそのままに、降雪時や曇天時~晴天時まで、明るさを自動的に調整する全天候レンズになっていますよ。
REVOLT(リボルト):SUPER LIGHT FRAME(スーパーライトフレーム)
2005年に中井孝治プロを中心にスタートしたブランドです。
コンセプトからデザインまで、ライダーの意見をしっかり取り入れ、フレーム、レンズ、バンドまですべて国内製造されています。
またブランドオリジナル設計によるフレームで、シャープなシルエットで広い視界を確保し、顔当たり面も日本人の顔にフィットする様に設計されています。
RAGE EYE INTERFACE(レイジ・アイ・インターフェイス):LUG2
2004年、日本人ライダーズによる日本人ライダーの為のゴーグル開発をコンセプトに誕生。
フレームやベルトはアシンメトリーの配色を取り入れ、ポップでカラフルなデザインが特徴です。
こちらはベルトデザインがアシメでカラフルなデザインが可愛らしく◎。
ゲレンデ映えするデザインですね。
AXE(アックス)
日本の老舗ブランドです。
知名度はそこまで高くないですが、低価格ながら品質の高いゴーグルを展開しています。
ダブルレンズ使用にミラーレンズ加工がされて見た目もOK!
ベルトは取り外しができ、バックルタイプなので装着もとても楽ですよ。
【定番人気ブランド】スノーボードのゴーグルでおすすめ4選
最後は定番人気ブランドからおすすめのスノーボードのゴーグルを紹介していきます。
国産ブランドに比べると上がりますが、確かにデザイン性と機能性ですよ。
海外ブランドだけですが、すべてJAPAN FIT(アジアンフィット)モデルですので、ぜひチェックしてみてください。
SMITH(スミス):I/O MAG XL(アイオーマグ)
レンズ性能でいえばトップクラスにあるブランドです。
アメリカ製のゴーグルにこだわりを持つ世界一のゴーグルメーカーですよ。
人気のモデルであるI/OMAGをサイズアップさせ、上下の視界をさらに広げることで、メガネ対応のフレームシステムを採用。
球面レンズには世界最高峰のクロマポップレンズと5Xのアンチフォグテクノロジーが採用されています。
OAKLEY(オークリー)スプライス
スポーツジャンルのあらゆるアイウェアを扱う世界的に人気の高いブランド。
全世界で約600の特許を取得し、プロの愛用者もとても多いです。
こちらはスイッチロックシステムを搭載し、急な天候の変化による視界の変化にも対応してくれるエアブレイク。
ヘルメット着用でもアウトリガーバーにより、フィット感を感じられますよ。
anon(アノン):SYNC(シンク)
スノーボードのトップブランドであるバートンが展開しているブランドです。
Wall-to-Wallワイドビジョンという最適な視界を提供し、斜面をより見やすくしてくれるPERCEIVEレンズも採用されています。
こちらはメガネをかけたままでも使えるアジアンモデルです。
M-FUSIONという技術を使うことで簡単にレンズ交換ができ、くもりづらく快適な視界を保ち続けるICTという技術が使われていますよ。
SPY(スパイ):RAIDER(レイダー)
ハイコントラストレンズの先がけである、HAPPY LENSというレンズが特徴のカリフォルニア発のブランド。
こちらは平面レンズを使用したモデルで、最新の技術を駆使しながらも、どこか懐かしいオールドスクール感もある仕上がりです。
視界が広いとまではいかないですが、HAPPY LENSで見やすく、なによりコスパがいいのが◎です。
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まとめ
お気に入りのブランドのゴーグルは見つかりましたか?
スノーボードのゴーグルは必須です。
しっかり自分に合ったスノーボードゴーグルを見つけ、快適な滑走を楽しんでくださいね。
今回はスノーボードのゴーグルの人気ブランド15選!選び方からレディースにおすすめのブランドも紹介しました。