もこもこのシルエットで可愛く足を温めてくれるムートンブーツは、大人カジュアルな足元にぴったりのアイテムですが、カビや臭いや汚れに悩まされている方も多いはず。
ムートンブーツは、ニットと同じく“目に見えない空気中の汚れ”が付着します。
起毛に汚れが溜まりやすく湿気にも弱いため、何もケアせずにいるとカビや臭いの原因になってしまい、泣くなく処分する羽目になることも……
いつまでも綺麗に履くためにも手間ではありますが、日頃のお手入れや来シーズンに向けて適切な保管方法が大切です。
そこで今回はムートンブーツのお手入れ方法は?シーズンオフの保管方法やきれいに履くためのケアグッズ6選も紹介します。
この記事のライター
子供:3人
3人の子育てをしながらライティング業務をしています。
ママになって育児の大変さを実感していますが、仕事も頑張りたい・おしゃれも楽しみたい気持ちがあり、今の仕事に。
同じ環境のママたちに、少しでも役立つ情報を発信していきます。
<資格>
・ファッションデザイナー・服飾士
ムートンブーツのお手入れと保管方法は?
ムートンブーツはニットと同様に、目に見えない空気中の汚れが付着しやすい素材です。
起毛部分に汚れがたまりやすく、湿気もこもりやすいため、ケアせずに放置しているとカビや臭いの原因に。
そうならないために!シーズン中もしっかりとケアを施し、適切に保管することが大切ですよ。
それではさっそくムートンブーツのお手入れや保管方法を紹介していきます。
お手入れ方法を動画で紹介
約1分20秒程の簡単な動画ですので、まずはチェックしてみてください。
細かい手順はこの後に1つずつ紹介していきますので、一度流れを把握していきましょう。
お手入れ方法に必要なアイテム
参照元URL:https://www.youtube.com/
こちらは動画で紹介されていたアイテムの一覧です。
- ラテックス&スプラッシュブラシ(M.モゥブレィ)※天然の馬毛ブラシでもOK
- スエードクリーナー(M.モゥブレィ)※市販品でもOK
- リムーバクロス(M.モゥブレィ)※乾いたやわらかい布でもOK
- スエードカラーダイムリキッド(FAMACO)※市販品でもOK
- スエードカラーフレッシュ(M.モゥブレィ)※市販品でもOK
- ナチュラルフレッシュナー(M.モゥブレィ)※市販品でもOK
- シダードライ※市販品・新聞・乾いたタオルでもOK
ムートンブーツのお手入れ&保管の手順
ブラッシング
素材の隙間にたまったホコリなどの汚れを落とすために、ブラッシングをしていきます。
ブーツの奥まで手を入れてシワを伸ばし、つま先から履き口の方向に向かって行います。
参考商品の「ラテックス&スプラッシュブラシ」を使用する場合は「発泡ゴム面」を使いますが、この時に擦れてできた汚れがある場合は「裏の天然ゴム面」で汚れを落としてくださいね。
この工程は専用のブラシではなく、「天然の馬毛」でブラッシングしてもOKです。
シミ汚れにはスプレー噴射
ブラッシング後、シミなどの汚れがある場合は、「スプレータイプの汚れ専用スエードクリーナー」を全体に吹きかけてください。
拭き取り
全体にスプレーを吹きかけたらリムーバークロスで拭き取りましょう。
毛並みに沿って、まんべんなく丁寧に汚れを拭き取ってください。
リムーバクロスが無ければ、タオルなどのやわらかい布でも代用可能ですよ。
補色
汚れが一通り取れたら、ムートンブーツの色褪せが気になる場合は、「スエードカラーダイムリキッド」で補色し、しっかりと乾かしましょう。
ブラッシングで毛を起こす
乾いたら「ラテックス&スプラッシュブラシ」の「発泡ゴム面」で、毛を起こすようにブラッシングしていきましょう。
防水スプレー
「スエードカラーフレッシュ」を全体に吹きかけて、栄養を与えながら防水性も高めましょう。
除菌・消臭
靴の中も「ナチュラルフレッシュナー」を使用して、除菌・消臭をしていきます。
汗による臭いを撃退し、ムートンブーツの内側に潜むバクテリア菌を減らすことでカビ対策にもなります。
乾燥剤を入れて保管
保管時は、カビや臭いの発生を防ぐ乾燥剤が必須です。
「シダードライ」を入れると、ブーツ内の乾燥剤と型崩れ防止に加え、消臭もしてくれます。
代用品としては定期的な入れ替えは必要ですが、新聞や乾いたタオルでもOKですよ。
【重要】風通しのいい日陰で保管
参照元URL:https://ameblo.jp/
ここまで丁寧にお手入れしてきましたが、ムートンブーツのお手入れ手順の中である意味一番大事なのが保管場所。
ムートンブーツは「湿気・直射日光・ほこり」が大敵です。お手入れが終わったので購入時の箱に戻すのはNG!
風通しのいい日陰を選んで保管をするか、下駄箱に収納時は湿気取りの除湿剤などの活用が必須です。
ムートンブーツは秋冬アイテムのため、保管期間(春先から秋口)が長い。
ムートンブーツの大敵は「湿気・直射日光・ほこり」。
シーズンオフは梅雨時期にもかぶってしまうため、保管前は念入りにお手入れし、通気性のいい場所で必ず保管しましょう。
ムートンブーツの手入れセット7選
大切なムートンブーツをできるだけ長く愛用するなら、手入れ方法や保管方法が重要!
続いてはムートンブーツの手入れセットや、ネットから申し込めるクリーニングなどを紹介します。
ぜひ活用してみてくださいね。
Collonil(コロニル)/ムートンブーツ手入れセット
コロニルのムートンブーツケアセット。
お手入れに必要なアイテムがすべてセットになっています。
ムートン素材だけでなく、スエード素材のお気に入りシューズのケアにも最適ですよ。
何を購入したらいいのかわからない、迷っている方は、まずはセットアイテムが手軽でおすすめです。
UGG(アグ)/プロテクトスプレー
ムートンブーツと言えばUGGですよね。
こちらはUGGが販売している防水撥水効果を増すプロテクトスプレーです。
もちろんのUGG以外のムートンブーツにも使用OK!
雨・雪・泥やホコリの汚れから守るためにも必須のアイテムですよ。
M.MOWBRAY(モゥブレィ)/汚れ落とし&捕色セット
動画でも紹介した3つの商品がセットになっています。
- ラテックス&スプラッシュブラシ
- スエードクリーナー
- スエードカラーダイムリキッド(FAMACO)
汚れ落としから補色まで行えるセット商品なので、初心者の方にも安心♪
ぜひ上記で紹介した動画を観ながらトライしてみてくださいね。
M.MOWBRAY(モゥブレィ)/スエードカラーフレッシュナー(栄養補給&防水)
こちらも動画で紹介した、スエードとヌバック専用の栄養補給・防水スプレー。
ムートンブーツにとって防水スプレーは必須アイテム!
栄養補給も一緒にできるなんてお手軽ですよね。
M.MOWBRAY(モゥブレィ)/ナチュラルフレッシュナー(除菌・消臭)
こちらも動画で紹介された除菌と消臭ができる、ナチュラルフレッシュナー。
植物やフルーツなどから抽出した、天然エッセンスと水がベースになっているので、安心して使用できるのもおすすめする理由です。
ナチュラルな成分の爽やかな香りで、スエードブーツにこもる嫌な臭いをすっきりケアしてくれますよ。
また除菌はもちろん、抗菌・防カビなどさまざまな効果があるのも嬉しいポイントですね。
シダードライ/乾燥剤
こちらも動画で紹介された除湿と消臭効果のあるアイテム。
天然の杉を使った乾燥剤なので、半永久的に使えるエコな商品なんですよ。
ムートンブーツ以外のさまざまなシューズに使用できるので、靴箱にいくつか揃えておくのがおすすめです。
ネットで簡単クリーニング依頼
ムートンブーツの大敵は「湿気・直射日光・ほこり」。
しっかりお手入れや保管していても、頑固な汚れだと落ちないこともあります。
そんな時はクリーニングも視野にいれましょう。
自分で洗うこともできますが、やり方を一歩間違えると余計に臭いやカビの原因にもなってしまう可能性があるため、プロの手洗いクリーニングなら間違いありません。
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<UGGムートンブーツ>
<着こなし方>
まとめ
参照元URL:https://item.rakuten.co.jp/
いかがでしたか?
日頃の正しいお手入れや保管方法を実践するだけで、お気に入りのムートンブーツを長く愛用できます。
大好きなアイテムだからこそ、正しいお手入れや保管方法をマスターしてくださいね。
今回はムートンブーツのお手入れ方法は?シーズンオフの保管方法やきれいに履くためのケアグッズ6選を紹介しました。