『自分に合ったヘアワックスを選べていますか?』
なりたい仕上がりになっていないのは、自分に合ったヘアワックスの選べていない場合があります。
女性にとってヘアセットは、とても重要な部分ですよね。
仮に服装が決まっていても、髪型が決まらないと気持ちも半減してしまうほど大切なことです。
ヘアワックスは、「前髪の立ち上げ」「髪にふんわりとボリュームを出す」「巻き髪」「ブロー後の髪を固める」などに使うアイテムなので、おしゃれにはなくてはならいアイテムですが、種類が豊富に揃っているので、どれを選べばいいのか?と迷ってしまいますよね。
女性はショートからロングヘアまで髪型の幅が広く、柔毛から剛毛やくせ毛など、人によって悩みもそれぞれ違うので、自分に合ったヘアワックスを選ぶことが大切です。
そこで今回はヘアワックスの種類と、レディースの髪質・髪型によっての選び方を紹介します。
ヘアワックスの種類!
冒頭でも紹介した通り女性の髪型は種類が豊富ですので、それに合わせてヘアワックスの種類も多様化されています。
まずはヘアワックスの種類と特徴を紹介していきます。
クリームタイプ
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クリームタイプは、見た目通りクリームのようなべっとりとした質感が特徴です。
もたつきそうなテクスチャーだと重わることもありますが、馴染ませることで徐々にみずみずしい仕上がりになるので、髪の動きを邪魔せず、適度なルーズ感を表現してくれますよ。
ベースとなるヘアワックスとも言える種類ですので、シンプルなヘアアレンジから拘りのヘアアレじまで万能に使えるのが魅力ですね。
- ヘアワックス初心者さん
- 髪のツヤ感や動きのある髪にしたい方
におすすめのヘアワックスです。
ファイバータイプ
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ファイバータイプもヘアワックスのベーシックな種類です。
ハードからソフトまでさまざまな質感がありますが、基本は繊維状のファイバーが含まれているので伸びやすく、髪に馴染ませやすいのが特徴です。
さらっとした軽い手触りになっており、ベタつきも少ないですよ。
- ヘアワックス初心者さん
- 毛先に動きや束間を出したい方
- 無造作ヘアを作りたい方
ジェルタイプ
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ジェルタイプは水溶性で構成されているので、伸びやすく馴染ませやすいのが特徴です。
はじめはみずみずしいですが、乾燥していくことでワックスが髪を包んでパリッと固まり、崩れにくい仕上がりになります。
よく男性だと髪の毛をツンツンさせている毛先につけたりしますが、女性だと前髪の毛先につけて束感を表現したり、クセが出やすい部分につけて抑えて使うことも多いです。
- 濡れ髪やウエットヘアにしたい方
- 髪のボリュームやクセ毛を抑えたい方
バームタイプ
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バームタイプは、クリームよりも固めで固形状のべたっとしていますが、髪に馴染ませる前に手にのせて体温で温めることでオイル状になり、ウェット感と動きのあるスタイリングができるので、使い方次第で自由自在に活用することができます。
また「ホホバオイルやアルガンオイル」「シアバター」「ミツロク」といった自然派由来の油脂を使っているのが多くありますので、保湿力があることで髪に潤い保ってくれるのが特徴です。
- ナチュラル思考の方
- 敏感肌の方
- 髪に潤いを保ちたい方
- 髪に動きをつけたい方
クレイワックス
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クレイワックスとは、別名ドライワックスやマットワックスと呼ばれ、ツヤがない仕上がりが特徴で、
セット力が強いのでしっかりキープしてくれますが、伸びにくく塊でついてしまうこともあるので、扱いやすさでいえば上級者向けです。
しっかりと使うことができれば、濡れたような見かけにはならないので、何も使っていないような、軽い自然な雰囲気を作ることできます。
- 髪の毛が細い方や柔らかい方
- 無造作感を作りたい方
ムースタイプ
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ムースタイプは、最も髪に馴染ませやすいヘアワックスです。
豊富な泡と水分になっているので、他のヘアワックスに比べると矯正力やキープ力には欠けますが、髪の隅々まで入り込んで馴染みやすくしてくれるので、髪に馴染ませやすく、ワックスを使っている感をなくしてくれるのが特徴です。
ただし水分が豊富なので、ムースタイプを使った後にコテやアイロンを使っても、髪に型が付きにくくなってしまいますので、スタイリングの最後に使うのがポイントです。
- クセっ毛を活かしたスタイリングをしたい方
- ウェーブ巻きやミックス巻きなどに動きを持たせたい方
スプレータイプ
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最後はスプレータイプ。
ワックスのイメージがつけにくいタイプですが、れっきとしたワックスです。
髪に吹き掛けて使い、ミスト状になった樹脂ガスが髪と髪の間に入りこみ、髪がぺたんこになるのを防いだり、細かいヘアアレンジをキープしてくれるのが特徴です。
巻き髪やポニーテールなどのまとめ髪を固めるタイプ、固まらずふわっとエラリー感をキープするタイプ、髪の艶出しに使えるタイプなど、種類も豊富に揃っています。
- 巻き髪にエアリー感を持たせたい方
- 髪に艶を出したい方
- 1日髪型をキープしたい方
レディースのヘアワックスの選び方!
ヘアワックスを選ぶ上で大切なのが、自分にあったヘアワックスを選ぶこと。
髪型は長さも髪質も人それぞれですので、自分の髪にあったものを選ばないと、なりたい仕上がりからは遠ざかってしまいます。
続いてはレディースのヘアワックスの選び方を紹介していきます。
髪型別の選び方
ベリーショート・ショートの髪型
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髪が短い方は、ある程度固めのテクスチャーやセット力が高いヘアワックスを選ぶことがおすすめです。
もちろんショートの髪型でも、きっちり決めたりやわらかい雰囲気がありますよね。
- 髪を自然な形でかきあげれる
- 太めの毛流れを作ることで大胆な印象に仕上げれる
- 少しエアリー感を出せる
- ナチュラルながらも甘めに見せれる
ボブ・ミディアムの髪型
肩に髪がつく程度の長さの方は、固すぎずやわらかすぎない中間のヘアワックスを選ぶのがおすすめです。
固すぎると自然な動きが出せなくなり、やわらかすぎると作った動きをキープすることができません。
アレンジの効きやすいボブやセミロングのスタイリングの幅を狭めてしまうので、キープ力があり、ナチュラルな動きを出せる程よい固さを選ぶのが大切ですよ。
- ボリュームを抑えれる
- 前髪を流した髪型が作れる
◆毛量が多い方は、ヘアワックスを髪の内側だけ、根本から毛先にかけて全体的につけると抑えれますよ。
- 動きを出しつつふわっとボリュームのある髪型が可能
ロングヘアの髪型
髪に重たさがまとまりやすいロングヘアの方は、自然な毛の流れを作れるやわらかめのヘアワックスを選ぶのが大切です。
固めのヘアワックスだと、髪の流れや動きが不自然になってしまうので向いていません。
- パサつきや広がりを抑えて美髪に
- 髪に適度なツヤ感を出せる
- 巻き髪など細かいアレンジができる
髪質の違いでの選び方
自分に合うヘアワックスに出会うためには、自分の髪質タイプや状態を知ることが大切です。
固くて動きを出しにくい硬毛や直毛、やわらかすぎる軟毛、乾燥しやすくパサつきやすいクセ毛など、人によって髪質は違いますので、しっかり自分のタイプに合わせてヘアワックスを選ぶのが大切です。
硬毛・クセ毛・毛量が多い
やわらかいヘアワックスでは髪質に負けてしまうので、ある程度セット力が高くて崩れないヘアワックスを選ぶのが大切です。
- クセを活かすことも抑えることもできる
- ボリュームを抑えれる
軟毛・毛量が少ない
髪がやわらかい髪質や毛量が少ない方は、軽めでキープ力の高いヘアワックスを選ぶのが大切です。
重すぎるヘアワックスだと、髪がワックスに負けてベタッとしてしまいます。
- セット力を高めつつベタつきのない自然な髪型を作れる
- 髪をボリュームアップできる
なりたい髪型に合わせて選ぶ
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髪型や髪質と基本を抑えてきましたが、ヘアワックスを選ぶ際は、自分がなりたい仕上がりや質感も選ぶ際に重視するのが大切。
「艶感を出した美髪なスタイル」「ウェット感を出して今っぽなおしゃれスタイル」「テカリのないドライでマットな質感で大人ぽく」などでしょうか。
髪をスタイリングするのはおしゃれに可愛くするためですので、なりたい理想の仕上がりをイメージして選ぶのはとっても大切です。
香りで選ぶ
参照元URL:https://folk-media.com/
髪型・質感・なりたい自分と紹介してきましたが、女性なら外せないのが香り。人によってはさまざま香りを楽しみたい方もいますよね。
ヘアワックスは髪の毛につけるものなので、当然匂いも周りに伝わりやすいです。香水は髪につけない方がいいとされていますので、香りを重視したい方にはヘアワックスの香り選びも重要ポイント!
フローラル系、柑橘系、ミント系などさまざまが種類があります。
ただあまり香りを意識してつけすぎは、香りも髪にとってもNG!香水と同じく、香りはあくまでほのかに香るのが◎。
また普段から香水やヘアコロンなどを使っているなら、匂いが混ざる場合もあるので、無香料を選ぶのもおすすめです。
ヘアワックスの落とし方!
自分のヘアワックスが決まった方には、ぜひ覚えて欲しいのがヘアワックスの落とし方です。
髪をセットしたヘアワックスですので、タイプによってはかなりしっかり固まっているものもありますので、シャンプーなどでゴシゴシと洗い流したりしていませんか?
つい時間がかかると雑なって、洗ったけど落とし損ねて付着していることもよくありますが、これは髪にとっては危険なことです!
正しいヘアワックスの落とし方や注意点を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ヘアワックスの落とし方が間違っている時の危険性
参照元URL:https://mens-beautiful.com/
落とし方も前に知ってほしいことです。
ヘアワックスは髪にしっかりついていますので、つい面倒だからと雑に洗ったり、シャンプーでゴシゴシと洗ってしまいガチですが、これはNG行為。
ヘアワックスのほとんどには界面活性剤が使われています。油を落とすのに洗剤としても使われるので、それが髪に残ったままだと、皮脂を余分に落としかねません。
必要以上に皮脂が取り除かれると、保湿が失われて乾燥し、かゆみが引き起こされたり、抜け毛の原因になるなど、さまざまな悪影響を引き起こしてしまいます。
ヘアワックスの正しい落とし方
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まずはぬるま湯(36~38度あたり)のシャワーで頭全体を濡らします。
ヘアワックスが多くついている部分を、とくに念入りに湯を揉み込んでいきますが、ここで湯だけなくリンスやコンディショナーを合わせて揉み込むようにじっくりと付加させて洗い流してください。
その後はいつも通り、シャンプーを使い、指を使って頭皮をマッサージしながら洗います。
そして最後にもう1回リンスかトリートメントを使って仕上げるまでが、正しく綺麗に落とす方法です。
- ゆるま湯は頭皮に負担を掛けない体温よりやや高めの36~38度あたり
- シャンプー前に「リンス」か「コンディショナー」を使う
- 頭皮を傷つけないように揉み込み洗い
- 洗浄力が強いシャンプーでは頭皮油分を落としすぎるので注意(汚れはお湯だけでほぼ落ちる)
【動画付】正しいシャンプーの仕方から乾かし方まで紹介!
女性の髪型ってとても大切ですよね。
男性よりも毛量が多いですので、しっかりとケアしてあげないとボサついた髪になってしまいます。
人の見た目は第一印象で決まってしまいますので、清潔感のるツヤ髪を維持するためにも、ヘアワックスをつけたのであれば、今まで以上にしっかり丁寧に正しいやり方を覚えてほしいです。
そこで最後は正しいシャンプーの仕方やトリートメントの仕方、ドライヤーの正しい乾かし方まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
◆YouTubeチャンネル登録者数65.2万人(2021.11.18時点)の、表参道美容師AYAMARUさんの3つの動画を使って紹介。
シャンプーの正しい仕方
トリートメントの正しい仕方
ドライヤーの正しい乾かし方
まとめ
いかがでしたか?
おしゃれで可愛いなりたい仕上がりを目指すなら、自分に合ったヘアワックスを選ぶことがとても大切です。
またヘアワックスを使っておしゃれに仕上げ後は、しっかりと洗い流してケアすることも忘れずに!
自分に合ったヘアワックスで髪型を作り上げても、髪が傷んでしまっては意味がありません。ヘアワックスをつけることで髪へのダメージはありますので、つけるだけでなく、しっかり洗い流すことまでやってくださいね。
今回はヘアワックスの種類と、レディースの髪質・髪型によって選び方を紹介しました。