タックインは即こなれコーデができる小技で、全部イン・前だけイン・片方だけインの3つ方法がありますね。
よく雑誌や街中のおしゃれさんも、Tシャツやシャツをタックインして、カジュアルなコーデも大人っぽく見せたり、抜け感を出してこなれたコーディネートを作っていますね。
でも、いざ挑戦してみようとなると、「あれ?うまくできない….」「逆にダサくない?」と感じた事も多いと思います。
そこで今回はタックインのレディースのおしゃれな着こなし方を解説!ダサ見え回避のおしゃれ見えするやり方のコツやお手本コーデを紹介します。
この記事のライター

未経験で最初は戸惑いも多くありましたが、日々ファッションに触れることで魅力に惹かれていきました。
現在は自社で運営するメンズ・レディースのファッションサイトや総合トレンド情報サイトを執筆。
これからおしゃれを目指す方でも分かりやすいように、トレンド情報や最新の着こなしを日々発信しています。
タックインとはどんなテクニック?
タックインとは、押し込むという意味で、「トップスをボトムスに入れて着こなすテクニック」
- 全部イン(オールイン):カジュアルコーデにきちんと感を加えられる
- 前だけイン(フロントイン):シャツスタイルも着崩して抜け感を出せる
- 片方だけイン(ハーフイン):即おしゃれ見せができる
タックインするメリットは、「見せ方=着こなしの」幅を増やせるだけでなく、見えるボトムスの面積が大きくなる分、スタイルアップにも繋がります。
但し、ただインすればいいだけではなく、「タックインがしやすいアイテム」「トップスとボトムスのバランス」「カラーのバランス」が大事になってきます。
簡単なテクニックですが、しっかりコツを掴む必要がありますので、今から紹介する内容をぜひ参考にしてくださいね。
タックインの種類と着こなし方のコツ
男性がタックインしている動画になりますが、女性にも取り入れられる着こなし方です。
先ほど紹介した、「全部イン(オールイン)」「前だけイン(フロントイン)」「片方だけイン(ハーフイン)」の3つ着こなし方を紹介しています。
また、以下ではそれぞれの着こなし方のコツや注意点をまとめました!
動画には出てこなかった細かなテクニック部分も紹介していますので、動画と合わせてチェックしてくださいね。
全部イン(オールイン)のポイント
オールインとは、トップスの前後すべてをボトムスにインするスタイルで、タックインの種類の中でも挑戦しやすく初心者さんにもおすすめです。
合わせるトップスの種類も幅広く活用できるのがいいところですが、裾が長すぎるビッグシルエットはインしないのがポイント!
インしてしまうと、ボトムスの股上部分がトップスの生地の量でふっくらと膨らんで見えてしまいます。
注意点を意識して活用すれば、オールインは上半身をコンパクトにすっきりと見せられるので、カジュアルなTシャツコーデも大人っぽく見せられます。
- ベルトの半分くらいまで出してたるませる
- 横は前後より気持ち多めに出すと前からのシルエットが綺麗
- トップスとボトムスの比率は、トップス(1):ボトムス(2)
- ベルト無しでもOK
前だけイン(フロントイン)のポイント
フロントインとは、トップスの前の部分だけをボトムスに入れるテクニックです。
よくシャツの着こなし時に使われることが多いテクニックですが、もちろんそれ以外のアイテムでもできますよ。
アウトの部分が程よいラフさを出してウエスト回りもカバーしてくれるので、トレンド+脚長効果が叶うテクニックでもあります。
- オールインの状態から後ろを出すと綺麗なシルエットに
- サイドも出るがインしなくてOK
- バックルに近いベルトループの外側まで出す(両手を入れた外側)
片方だけイン(ハーフイン)のポイント
ハーフインはシャツを使った着こなしテクニックで、即こなれコーデができる上級者スタイルです。
1番下からボタンを数個外し、シャツの半分だけをボトムスにインして半分だけをアウトにします。
オールイン同様に、あまりオーバーサイズのシャツを使うと、ダボっとしてしまうのでサイズ感は大切ですよ。
見るからにこなれた雰囲気が作れるので、ぜひトライしてみてください。
- シャツのインナーは薄手アイテムを選ぶ
- フロントインの状態から形を作ると綺麗
- シャツを重ねた時に上になる部分を出す
- サイドも出るがインしなくてOK
- バックルに近いベルトループの外側まで出す(両手を入れた外側)
タックインコーデ24選
それでは実践ですね。
タックインスタイルは、一度コツを掴めば様々なコーディネートに使えますよ。
着こなしの幅を増やすためにも、街中のおしゃれさんのコーデ画像を参考にし、着回し力を手にしれましょう!
Tシャツ/カットソー
ブラウンのカーディガン×白のリブカットソー×白デニムパンツ
参照元URL:https://wear.jp/
全部イン+ショート丈のカーディガンでメリハリコーデ。
カジュアルなデニムパンツコーデですが、全部インすることできちんと感をしっかり出せていますね。
足元はパンプスを合わせ、女性らしさもしっかり加えられています。
総柄Tシャツ×黒スラックス×白サンダル×オレンジバッグ
参照元URL:https://wear.jp/
カジュアル感のある総柄Tシャツ。
黒のスラックスと合わせてブラックのワントーンにすることで大人っぽさを加えていますね。
さらにそこにタックインを加えてきちんと感を加えれば、ラフなTシャツコーデも一気に上品な雰囲気で着こなせています。
また、こちらはオレンジバッグを取り入れて、差し色にしているのもおしゃれですね。
黒のロゴT×赤のタイトスカート×黒のグルカサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
タックイン+タイトスカートを合わせた綺麗なIラインコーデ。
ラフなTシャツコーデも、グッと大人カジュアルに着こなせていますね。
また、足元にはトレンドの厚底のグルカサンダルを合わせているので、旬のコーデができています。
白のロゴT×黒のプリーツスカート×黒のグルカサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
こちらはオーバーサイズのTシャツをフロントインで着こなし。
タイトのプリーツスカートを合わせて上品さがあるので、フロントインでの適度な着崩しがこなれポイントですよ。
また、足元はカラーソックスを合わせて差し色にも、白×黒のシンプルコーデのアクセントにしているのも◎。
黒のハイネック×イエローのスカート×黒のサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
タックインで大人のメリハリコーデ。
黒のハイネックカットソーとイエローのスカートを合わせ、カラーのメリハリがよく引き立っていますね。
アクセントにファーのバッグを合わせて季節感もあり◎。
白のロンT×チェックパンツ×ベージュのモカシン
参照元URL:https://wear.jp/
大人のクラシカル感のあるカジュアルコーデ。
トップスは今季トレンドのカレッジロゴでカジュアル+トレンドを意識していますね。
そこにチェックパンツを合わせているので、全部インでしっかりきちんと感を出し、カジュアルすぎない大人の着こなしに仕上げていますよ。
ベージュのモッズコート×黒のTシャツ×黒のスニーカー
参照元URL:https://wear.jp/
タックインで気になるのが後ろのシルエットですね。
腰回りも気になるなら、アウターやシャツで隠してしまうのもおすすめの着こなし方です。
デニムとスニーカーとのカジュアルなコーデも、ロング丈のコートとタックインで大人の印象で聞こなせていますね。
シャツ/ブラウス
白のノースリーブブラウス×ブラウンのパンツ×白のサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
夏の大人の上品スタイル。
フリル袖は甘さのあるアイテムですが、タックイン+スラックスにすることで大人っぽさが増し、うまくバランスが取れています。
しっかりきちんと感があるので、サンダルでもラフになりすぎませんね。
黒のブラウス×ブラウンのパンツ×黒のトングサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
旬の黒のビッグカラーブラウスとの着こなし。
フリルデザインがとっても可愛いですが、黒×ブラウンで引き締めることで甘さをおさえています。
また、全部インにキャメルの上品なバッグも組み合わせているので、きちんと感をキープしつつ大人の可愛いカジュアルコーデにまとめられていますよ。
白のシャツ×総柄のプリーツスカート×ブラウンのサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
春夏のこなれ感抜群な大人女子コーデ!
白のシャツはシアー素材で抜け感たっぷり!バンドカラーでリラックス感を作りながら、フロントインで着崩しリラックスさせています。
カジュアルすぎでもキメすぎても肩が凝るので、適度な抜け感を出すにはフロントインがぴったりです。
青のシャツ×青のパンツ×ベージュの靴
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爽やかなブルー系のワントーンコーデ。
大人のリラックス感たっぷりな着こなしが素敵ですね。
そこに前だけインでラフさを加えることで、爽やかで上品なブルーコーデにゆるさを加えられています。
青のシャツ×白のロゴTシャツ×デニムパンツ×白のスニーカー
参照元URL:https://wear.jp/
こちらは全部インをしながら上のボタンを開けた着こなし。
シャツを羽織るでなく、インナーのTシャツと同じくインしているのがおしゃれですよね。
また、しっかりとロゴでアクセントをつけるために前を開けるなど、こなれ感抜群のテクニックコーデです。
ブラウンのシャツ×黒のキャミソール×ブラウンのパンツ×黒のグルカサンダル
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こちらはブラウンのシアーシャツをハーフインで着こなしています。
シアーシャツは着るだけでこなれ感を出せるトレンドアイテムですが、さらにアクセントをつけるならハーフインにしてみてください。
透け感を活かした上品さと、ハーフインのこなれ感でおしゃれ度は抜群!
白シャツ×オレンジのカットソー×黒のパンツ×黒のスニーカー
参照元URL:https://wear.jp/
白シャツのハーフインコーデ。
定番の白シャツなので、ハーフイン+抜襟で着こなすことで、グッと垢抜けた雰囲気を作れますよ。
また、インナーには鮮やかなオレンジカラーで差し色に使い、パンツとスニーカーを黒で合わせているので、しっかりメリハリを出せています。
トレーナー/スウェット
グレーのトレーナー×白のデニムパンツ×ベージュのスニーカー
参照元URL:https://wear.jp/
シンプルなタックインのオールイン。
ポイントはトレーナーの程よい出し具合です。
ハイウエストのデニムともよくマッチしており、大人カジュアルに着こなしができています。
白のトレーナー×グリーンのスラックス×ベージュのパンプス
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こちらはとてもシンプルな着こなし。
トレーナーはカジュアルアイテムなので、大人っぽく見せるなら上品なボトムスがおすすめです。
グリーンのスラックスを合わせてカラーも品よく◎
ただ、メンズライクの雰囲気ではあるので、袖をまくることで華奢さが生まれて、女性らしさを表現しているのが素敵ですね。
白のトレーナー×黒のレザースカート×白のスニーカー
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カジュアルなトレーナーにレザーのスカートで引き締め。
シンプルだけど、上下でしっかりメリハリがあるので、それだけでラフなカジュアル感を回避できていますね。
そこにトレーナーを前だけインで着こなし、上品さの中にラフさを加えれば、バランス感抜群な着こなしができます。
グレーのトレーナー×白のシャツ×グリーンのパンツ×ブラウンのローファー
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トレーナーに白のシャツの重ね着。
トレーナー×パンツだとカジュアル感が強くなるので、シャツを首元で見せてきちんと感をプラスしています。
また、トレーナーは前だけインでアクセントを加えることで、シンプルコーデになりすぎずに着こなせますよ。
グリーンのスウェット×スウェットパンツ×白のスニーカー×バンダナ
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こちれは上下スウェット素材の着こなし。
まさに一歩間違えればおじさん臭いコーデになってしまいますが、うまく上級者コーデに仕上げています。
タックインの仕方、アイテムのサイズ感が絶妙なので、ラフでもラフすぎないシルエットに!
バンダナを巻いて女性らしさを加えて完成です。
ニット/セーター
オレンジのメッシュニット×ベージュのパンツ×ベージュのサンダル
参照元URL:https://wear.jp/
抜け感たっぷりで大人可愛い着こなし。
オレンジのメッシュニットは抜け感を出せるアイテムなので、それだけでもおしゃれに着こなせます。
でも前だけインを加えると周りと差をつけたコーデができますよ。
旬のアイテムはかぶることが多いので、1つアクセントを加えて差を出しましょう!
ベージュのリブタートルネックニット×デニムパンツ
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ベージュのリブタートルネックでスッキリとした着こなし。
デニムパンツに全部インしてシルエットをキープしているので、セミフレアパンツと合わせてとても綺麗なラインで着こなせています。
また、スリットが入ってアクセントにもなっているので、麻バッグと合わせてこなれ感のある大人のカジュアルコーデができていますね。
黒ニット×グリーンパンツ×黒のブーツ
参照元URL:https://wear.jp/
袖のラグランスリーブがとても可愛い黒ニット。
グリーンパンツを合わせてメリハリを出していますが、全部インすることで大人の格上コーデに変身です。
シンプルですが、カラーの切り替えがよくわかる上品コーデの完成です。
ベージュのタートルネックニット×黒のパンツ×黒のスニーカー
参照元URL:https://wear.jp/
こちらはベージュのニットに黒のトラウザーパンツの着こなし。
上品なカラーで品がありますが、さらにタックインでスッキリと着こなしてワンランク上にまとめています。
ベルトでしっかりメリハリもあるので、上品な大人カジュアルコーデが完成です。
ベージュのニット×白のデニムパンツ×ブラウンのパンプス
参照元URL:https://wear.jp/
上品カジュアルな着こなし。
程よいルーズシルエットのパンツにニットをオン。
リラックス感のある雰囲気なので、フロントインで程よく大人っぽさを出してアクセントに!
大人のバッグや足元で品よくまとまっています。
タックインのやり方まとめ
いかがでしたか?
大人っぽく着こなすも、着崩して抜け感を作るなど、コツさえ掴めば、どんなコーディネートにも取り入れられる便利なタックイン。
マスターすれば着こなしの幅も広がりますので、ぜひ活用して、一年を通しておしゃれを楽しんでくださいね。
ポイントは、
- タックインがしやすいアイテムを選ぶ
- トップスとボトムスのバランスを意識
- カラーバランス
しっかりこの3点を意識してコーディネートしてくださいね。
今回はタックインのレディースのおしゃれな着こなし方を解説!ダサ見え回避のおしゃれ見えするやり方のコツやお手本コーデを紹介しました。