涼しげな足元を演出し、夏のシーズンムードを高めてくれるエスパドリーユ。
ラフすぎるサンダルでなく、スニーカーのカジュアルな雰囲気とも違う上品なリラックス感を与えてくれるアイテムです。
ただ、今や定番アイテムになったことで、さまざまブランドから展開されているので、どこがいいのか?と悩んでしまいます。
また、エスパドリーユは水に弱いシューズでもあるので、どのように手入れをすればいいのか?も気になりますよね。
そこで今回は2023年エスパドリーユの人気のブランド特集!レディースにおすすめのモデル18選とお手入れ方法を紹介します。
エスパドリーユとは?
参照元URL:https://wear.jp/
エスパドリーユとは、「底にジュート(麻)、アッパーはキャンバス地を使用した靴」で、エスパと呼ばれることもあります。
フランスとスペインの国境をわたるピレネー山脈が発祥の地のこともあり、以前までは、ブランドの多くはスペインを拠点に展開している所が多いのが特徴でしたが、現在では、数年前にシャネルがエスパドリーユをコレクションで発表してから、人気が再燃。
リゾートシーンでの活用だったエスパドリーユでしたが、今や夏の定番シューズとなり、「単色カラーの主流からボーダーなどの柄物」、「ビットやタッセル付」、「素材はスエードやレザー」などのバリエーションが豊富にそろっていますよ。
夏らしい清涼感のある軽やかな足元を作るのに最適なシューズの1つです。
- ソールのジュート(麻)は水に弱い
- フォーマルシーンには不向き
エスパドリーユを履く時期は?
素足で履くのが大前提のエスパドリーユ。
あまり時期を外してしまうと周りの目も気になりますよね。
履ける時期の目安としては、3月の後半から10月頭くらいまでがおすすめですが、一番のシーズンとしては夏時期がおすすめです。
タウン仕様が増えていますが、ベースとなるリゾート感はしっかりキープされているので、夏素材であるリネン素材のパンツや流行りのシアー素材と合わせれば、大人の上品なリラックスコーデが完成しますよ。
但し、エスパドリーユのソールのジュート(麻)は水に弱いのがデメリットになりますので、雨の日や水場に近づく場合は注意しないといけません。
エスパドリーユの選び方
エスパドリーユは、落ち着いた色合いからインパクトのある柄まで豊富です。
また、ブランドのエスパドリーユになれば個性的なデザインもありますので悩んでしまいますね。
リゾート感がある靴だけに、タウンコーデに活用するならポップで明るい色や柄は避け、黒などの落ち着いた色を選ぶことで、大人っぽさをキープしつつしっかり抜け感を作れますよ。
また、既にベーシックなエスパをお持ちなら、コーディネートのアクセントになるカラーや柄を持つのもおすすめ!
その際は、悪目立ちしないような派手なものは避けてコーデの統一感を意識して選びましょう!
エスパドリーユの人気ブランド12選
ラフながら程よい上品さを出せるエスパドリーユ。
フォーマルなシーンには不向きですが、カジュアルからキレイめまで幅広く活用できます。
ブランドのエスパドリーユであれば、無地から個性的なものまで豊富に揃っているので、きっとお気に入りの1足が見つかりますよ。
それではさっそく、レディースに人気ブランドのおすすめのエスパドリーユを紹介していきます。
SOLUDOS(ソルドス)
エスパドリーユの伝統的な機能性や快適性を伝えたいという思いで設立されたブランド。
エスパドリーユといえばのブランドですね。
無地
とってもシンプルで上品なデザインになっています。
アッパーはコットン製になっており、かかとは踏んで履いても使える仕様になっていますよ。
サイドについたタグがアクセントになったシンプルなデザインで、コーディネートにも合わせやすくおすすめです。
総柄
今度は足元でしっかり存在感を出せる総柄のエスパドリーユ。
ボタニカル柄など夏らしい3つの柄から選べますよ。
また、こちらはブランドでも定番のDaliと比べて履き口が浅く、ラフに履けますよ。
Lauren Ralph(ラルフローレン)
イギリスの伝統的なトラッドカジュアルを、アメリカ流にアレンジしたアメリカントラッドの中心ブランドとして有名ですね。
ポニーマークで親しまれており、幅広い世代に人気を集めています。
どのアイテムも安定感の仕上がりで、上品さとカジュアルさをうまく表現できるのが特徴ですね。
バイカラー
こちらはバイカラーで仕上げられたエスパドリーユ。
ソールはジュートでなくラバーになっているので、より普段使いしやすくなっています。
アッパー部分には「LRL」のロゴデザインになっており、大人カジュアルに履けますよ。
レザー調
アッパーがレザー調で仕上げられたエスパドリーユ。
とっても上品な雰囲気があり、ローファー感覚で履くけますよ。
また、アッパー部分には、ゴールドの金具で「RL」が付属され、高級な雰囲気もあり、大人の足元に最適ですね。
VIDORRETA(ヴィドレッタ)
本場のスペインのブランド。
高品質のジュート繊維を使用し、豪華な仕上がりが魅力です。
メッシュ
アッパーがメッシュ仕様になったエスパドリーユ。
通気性のあるエスパですが、メッシュになる事で通気性も高く快適に履けますよ。
また、つま先は光沢のあるゴールドーカラーになっており、メッシュのラフな雰囲気だけでなく、タウンでも使える上品さが魅力です。
グリッター加工
女性らしいフェミニンな雰囲気があるラメが施されています。
夏の太陽と輝きとエスパのラメの輝きがリンクし、シーズンムードを高めてくれますよ。
もちろんラメは控えめに使われているのでリゾートすぎず、タウンでも使えるアクセント感が魅力です。
TOMS(トムズ)
アメリカ初のブランド。
1足購入されるごとに、貧しい国に子供たちに1足プレゼントする取り組んでいるブランドです。
幅広いデザインやカラーが揃うのもブランドの魅力ですよ。
無地+サイドストライプ
ブランドの中でも人気の高いクラシックスニーカーモデル。
軽さと履き心地を重視した仕上がりになっており、シンプルなデザインでコーデにも合わせすいですよ。
明るいカラーが春夏らしく、ポップで可愛い足元を演出してくれます。
GAIMO(ガイモ)
スペインのシューズブランドですね。
高品質な天然素材を使い、熟練職人によるハンドメイドで仕上げられていますよ。
グリッター&シルク素材
こちらはグリッターとシルク素材で仕上げられたとってもラグジュアリーな仕上がり。
煌びやかな光沢を放ち、シルクの高級感が上品に表現されています。
品のある大人の雰囲気を演出できますよ。
レース仕様
ハンドメイドで仕上げられたレース仕様のラグジュアリーな1足。
春夏らしい涼しげなデザイン+上品な雰囲気が◎。
リゾートコーデにぴったりの1足です。
KENZO(ケンゾー)
日本人デザイナーである高田賢三氏による、パリを拠点にしたファッションブランド。
ブランドのアイコンである、タイガー刺繍がアクセントになり、エッジの効いたデザインが特徴です。
タイガーデザイン
タイガーデザインとブランドネームがアッパーに入ったブランドらしい仕上がり。
ブランドのアイコニックでもある、タイガーデザインがインパクト抜群!
女性らしいコーディネートに合わせれば、タイガーのカジュアル感がうまくバランスをとってくれますよ。
ブランドネームデザイン
こちらはアッパー部分にブランドネームが入った1足。
シンプルなデザインですが、しっかりブランドネームの存在感もありますね。
淡い色合いのピンクカラーで可愛くなりすぎず、コーデにも合わせやすいですよ。
TORY BURCH(トリーバーチ)
手の届くラグジュアリーがコンセプトになっており、高品質ながら程よい価格帯のブランドです。
幅広いアイテムがありますが、ベースはシューズブランド。フラットシューズがとくに人気で、歩きやすく疲れない機能性が魅力です。
グログランリボン
アッパーはキャンバス素材にグログランリボンを組み合わせた1足。
かかと部分で結ぶタイプになっており、上品さと可愛らしさがありますね。
デニムからドレススタイルまで幅広く使えますよ。
キレイめ
今度はとっても上品な仕上がりになったバイカラーデザイン。
アッパーがレザーで仕上げられ、つま先部分にはさりげなくブランドロゴが入っています。
アクセント使いとしても最適です。
エスパドリーユで人気のハイブランド6選
ここからは少し高級路線になります。
直ぐに手が出ないハイブランドもありますが、やはり確かな作りとデザイン性で、ラグジュアリームードをしっかり高めてくれますので、こちらも参考にしてみてください。
最後にレディースに人気の高級ブランドのエスパドリーユを紹介します。
CASTANER(カスタニエール)
スペインのシューズブランドです。
エスパドリーユをメインに展開しており、すべてハンドメイドで製作されているのが特徴です。
また上質なスエード素材もあるなど、大人な雰囲気を出せるエスパドリーユが揃っていますよ。
ウェッジソール
上品なウェッジソールとアンクルリボンデザイン仕上げです。
アッパー部分はVカットでとても上品な雰囲気がありますよ。
カジュアルからきれいめまで幅広く使えますよ。
Saint Laurent(サンローラン)
フランスを代表する高級ブランドですね。
「モードの帝王」として知られ、世界的な知名度があるブランドですよ。
手書き風ロゴ
こちらが手書き風のロゴが可愛いデザインです。
ブランドでも大人気のモデルになっており、シンプルでモード感のある仕様が魅力です。
ブラックもありますが、ホワイトカラーが夏の雰囲気を高め、上品に足元で抜け感を作ってくれますよ。
CHANEL(シャネル)
誰もが知る憧れのブランドですね。
幅広いアイテムを展開していますが、エスパドリーユを一気に人気アイテムにしたブランドでもありますよ。
ココマーク
こちらはブランドらしいデザインと可愛いカラーリングが魅力です。
アッパーのレザーに、つま先はキャンバス素材に映えるココマークが◎。
程よい厚底タイプでもあるので、スタイルアップにもなりますよ。
LOEWE(ロエベ)
スペインを代表するレザーブランドですね。
王室御用達のラグジュアリーブランドでもあり、幅広いレザー素材のアイテムを展開しています。
アンクルストラップ
ラグジュアリー感たっぷりなアンクルタイプです。
アッパーのベルト部分にはブランドのアイコンが立体的に入って上品!
アンクルストラップでしっかり安定感もあり、カジュアルな足元も大人っぽくまとめてくれます。
ROGER VIVIER(ロジェヴィヴィエ)
フランスを代表するラグジュアリーブランドですね。
エレガントを極めた美しいシューズで、長く世界的な名女優やセレブが愛用していますよ。
厚底サンダル
トレンド感のある厚底サンダルタイプです。
シルエット自体はとてもベーシックですが、アッパー部分はバックルデザインにクリスタルが装飾された高級感のある仕上がり。
カジュアルなコーデも、足元でしっかり大人っぽく見せてくれますよ。
JIMMY CHOO(ジミーチュウ)
イギリスのラグジュアリーシューズブランドですね。
トレンドの感のある洗練されたデザインを展開しており、上質なレザーを使ったエスパドリーユが揃っていますよ。
スタースタッズ
こちらはブランドらしいスタースタッズがアッパーにデザインされた1足。
アッパーの素材は品のあるレザーを使い、艶やかな表情がスタッズとのバランスが絶妙です。
また、スタイリッシュなステッチワークもあり、遊び心ある仕上がりになっています。
エスパドリーユの洗い方とお手入れ方法
ソールのジュート(麻)は水に弱いので、お手入れ方法には迷ってしまいますよね。
長くきれいに使うためにも、ぜひ参考にしてください。
洗い方
エスパドリーユは水に弱い靴になるので、全体を洗う事はNG。
アッパーとソールに分けて汚れを落としますが、落とし方はそれぞれに違いますよ。
ソールの洗い方
ソールはブラシを使ってしっかり汚れを落とします。
但し、湿った泥汚れなどがある場合は、しっかり乾燥させた後にブラッシングしてくださいね。
アッパーの洗い方
アッパー部分は素材によっては洗い方は違いますが、ここではキャンバス地の洗い方を紹介します。
準備物
- おしゃれ着洗剤などの中性洗剤
- タオル3枚
- 洗面器
洗い方
- 洗面器に水を張り、中性洗剤を入れる
- タオルに洗浄液をつけてしっかり絞る
- 靴の中に乾いた別のタオルを入れる(型崩れ防止)
- 洗浄液を含んだタオルでアッパーの汚れ部分をたたいて落とす
- 洗剤のついていない濡れタオルで洗剤を拭き取る(洗剤残りはNG)
- 日陰で干す
- 洗い中にソールが濡れた場合:しっかり乾燥させる
- 帰宅時にソールが濡れた場合:形を整えてしっかり乾燥させる
エスパドリーユのお手入れ方法
エスパドリーユを長く活用するには、日頃からのお手入れがとても重要になってきます。
基本の3工程を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
防水スプレー
エスパドリーユを購入した後や洗った後には、必ず防水スプレーを使いましょう!
水の吸収を防止できるだけでなく、汚れの付着も防いでくれますよ。
帰宅後はブラッシング
エスパドリーユを履いた後は、表面の汚れやほこりをしっかりブラシで落としましょう。
日々の工程は手間になりますが、その日に落とすことで頑固な汚れになるのを防げます。
とくにソールは水洗いができないので、傷が浅い内にやっておくのが大事ですよ。
毎日履かない
お気に入りのシューズは毎日履きたくなりますが、ムレや型崩れの防止のためにも1日空けるのが大事です。
ブランドのエスパドリーユであれば、とくに長く愛用したいですので、日々の工程や間隔を空けて履くのがおすすめです。
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ぜひ参考にしていただいて、素敵なブランドのエスパドリーユを探してくださいね。
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