ヒールは種類によって見え方もさまざま。
上品でキレイめに見えたり、カジュアルだけど大人っぽさも出せるなど、女性の足元選びにはとても大切な所ですね。
ヒールの種類やその特徴を知る事で、ワンランク上のトータルコーデが完成しますよ。
そこで今回はヒールの種類と、歩きやすさやヒールの特徴などを紹介していきます。
ヒールとパンプスは同じ?!
よく間違いやすい2つの言葉ですが、この2つには、はっきりとした違いがあります。
何気なく、パンプスの事をヒールと勘違いしているケースがありますので、ここはしっかりおさえておきましょう!
- パンプス:足の甲の部分が広く開いていて、紐や留め金などがない女性用の靴
- ヒール:靴のかかとの高さを指す
ハイヒールやローヒールなどの違いは?
ハイヒール
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7cm以上あるヒールの事を指します。
「ピンヒール=ハイヒール」と勘違いしている方がいますが、ピンヒールはヒールの形、ハイヒールはヒールの高さの事ですよ。
7cm以上のヒールは少し歩くのに慣れが必要ですが、通勤でも多くの女性が利用しています。
オフィススタイルはもちろん、大人っぽいコーデ、カジュアルなジーンズと、コーデを選ばないところも人気です。
ミドルヒール
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ハイヒールとローヒールの間になります。
高さとしては4cmから6cmのヒールの事になりますよ。
ローヒール
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3cm以下のヒールの事を指します。
ヒールの高さが低いと、レディース感よりもメンズ感が高くなり、カジュアルな着こなしに合わせやすいですよ。
ヒールの種類や歩きやすさなど、靴の特徴を紹介!(10種類)
ヒールの種類や歩きやすさなど、靴の特徴を紹介していきます。
ご存知のものからはじめてのものもあると思いますので、ぜひトータルコーデの参考にしてみてください。
ピンヒール
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ピンヒールは、ヒールの中でも美脚効果No1と言えるでしょう。
ヒールの部分がハイヒールよりも細く高く、棒状のヒールをピンヒールと言います。
ただ細く長い為に安定感はありませんので、歩きやすさとしては難易度が高め!
はじめての方は、ハイヒールを履きこなして馴れることが大事です。
セットバックヒール
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かかとの後ろの付け根から地面に向かって垂直に伸びるヒールです。
よくハイブランドのシューズで見かけるデザインで、普段やオフィスではなく、パーティなどの華やかなシーンにおすすめです。
ただ高さのあるヒール+重心の位置がかなり後ろになるので、自然と土踏まずに力が入ってしまうので疲れやすく、歩きやさでいえば難易度はとても高めになります。
チャンキーヒール
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チャンキーとは、「ずんぐりしている」という意味があるそうで、太いヒールの総称として使われています。
2007年に有名ブランドから登場して、2013年に日本でも一気にブームになりましたね。
ヒールが太く安定感も高いので歩きやすさは抜群!ヒールの中でもNo1か2に選ばれますね。
また前から見るとピンヒールと変わらない印象があり、後ろからみると太いヒールとのバランスで、足首やふくらはぎを華奢に見せられますよ。
ウェッジヒール
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ウェッジヒールは、別名ウェッジソールと呼ばれています。ウェッジソールの意味は「くさび型の靴底」。
靴底の土踏まずの部分は凹んでおらず、かかと部分が高く爪先部分は低くなっています。
コルク材料で作られたヒールが多く、チャンキーヒールのように安定感があるので歩きやすいですよ。
基本的に全面が高くなり、前後の強弱も少ないので、見た目よりも違和感もありません。
存在感があるウェッジヒールはカジュアル系コーデにおすすめですが、通勤やパーティーシーンでは、少し不向きなヒールでもあります。
プラットフォーム
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プラットフォームだと聞き慣れない場合もありますが、いわゆる厚底ですね。
つま先からかかとまで傾斜がないので安定感があり、しかも脚を細く長く見せてくれる効果がありますよ。
どちらかというと、ヒールという感覚はあまりなく、サンダルやスニーカーなどの厚底ソールとして使われている事が多いです。
傾斜もなく地面との安定感も高いので、チャンキーヒールと並ぶ、とても歩きやすいヒールですよ。
キューバンヒール
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靴の前方に向かって斜め前に傾斜した太めのヒールです。
ショートブーツやメンズテイストの靴に使われる事が多いですね。
太めのヒールになっているので、歩きやすさじゃ抜群ですよ。
フレアヒール
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太いヒールで地面に向かって真っ直ぐ太くなっていく台形のヒールです。
1940年代に登場し、大きなヒットはないですが、長く生き残っているヒールになります。
現在では高いヒールから離れ、歩きやすいヒールデザインが人気を集めていますので、改めてじわじわと人気が上がってきていますよ。
スタックドヒール(スタックヒール)
参照元URl:https://parade-shoes.jp/
こちらはよく誤解されている事が多いヒールです。
木目の様な柄のヒールになっているので、木で作られていると間違われますが、革を地層の様に積み上げたヒールの事です。
高級感の高い製法になっており、とてもクラシックな雰囲気がありますよ。
すべてが革のため重たいのが難点ですが、耐久性は抜群!
ただ現在ではデザイン性や軽量化も伴い、革を積み上げたものを薄くスライスし、プラスチックのヒールに巻きつけたり、プラスチックヒールに木目調をプリントされているものがあります。
本物のスタックドヒールに出会うのは少ないかもしれませんが、出会えれば1足は持っていたいですね。
コーンヒール
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あまり聞きなれない名前かもしれませんが、コーンヒールはアイスクリームのコーンが由来とされたヒールです。
「円すい形」を意味しており、先端に向かって尖った形のヒールになっており、どことなくクラシカルな雰囲気があり、可愛らしいシルエットですよ。
付け根部分が太いのでピンヒールよりかは歩きやすく、ヒールが高くなると先端は細くなっているので、安定感が悪く、慣れるまでは綺麗に歩くのが難しいデザインでもあります。
キトゥンヒール
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キトゥンヒールは、2つの言葉を合わせた造語です。キトゥン(子猫のよう)+ヒールが合わさっています。
ベースとしてはミドルヒール以下のヒールの高さになっており、まるで子猫のようなコロンとした可愛らしさのあるデザインが特徴です。
パンプスやショートブーツに使われる事が多く、ヒールも高くないので歩きやすいですよ。
種類別で人気のヒールアイテム10選
コーデに合わせて選べるレディースのヒールアイテム。
それでは種類別で人気のヒールアイテムを紹介します。
ピンヒール(ポインテッドトゥパンプス)
定番デザインで、10cmのピンヒールデザインになっています。
ベーシックなデザインなので幅広いコーデに合わせられますよ。
また弾力性のある低反発クッションの中敷きや、滑り止めのラバーソールなど、履き心地と機能面もバッチリ!
すべて合皮ですが、ヌパック・エナメル・スムースからも選べます。
セットバックヒール(サンダル)
華奢で細みのストラップが女性らしい足元を叶えてくれるサンダルです。
またクロスストラップでもあるので、適度な抜け感で大人の雰囲気もプラス。
高すぎない垂直の5.5cmヒールで、安定感もありおすすめです。
チャンキーヒール(ポインテッドトゥパンプス)
シャープなラインのポインテッドトゥデザインになっており、履くだけで美脚効果もアップ!
また一体感のある巻きヒールになっており、細部まで上品な仕上がりになっています。
高反発クッションで足の負担を軽減してくれ、チャンキーヒールで歩きやすく快適ですよ。
大人のウェッジヒール
デイリーからフォーマルまで活用できる、ポインテッドトゥデザインのウェッジヒールです。
クールな雰囲気で、落ち着いた大人の雰囲気を演出できますよ。
またスエード調・スムース調・エナメル調から選べ、品よく足元コーデを楽しめますよ。
プラットフォーム(サンダル)
5cm以上の厚底でスタイルアップが叶う1足。
アッパーはクロスデザインになっているので、脚を綺麗に見せてくれます。
また一度履いたら病みつきのなるほどの低反発クッションが入っているので、履き心地も抜群ですよ。
キューバンヒール(ショートブーツ)
アッパーは上質でやわらかなスウェードレザーを使った1足。
サイドにはダブルジップファスナー付きで、ポインテッドトゥで足元を美しく見せてくれますよ。
周りと差をつけられる存在感抜群の1足です。
フレアヒール(パンプス)
ボリューム感のあるスタック調ヒールになっています。
安定感のあるヒールで、歩きやすいのが◎。
スクェアトゥで落ち着いた大人の雰囲気もありますよ。
スタックドヒール(パンプス)
トレンド感の高いスクエアデザインです。
低めの太ヒールで安定感もあり、落ち着いたベージュカラーで大人フェミニンな足元を演出できます。
上品な足元スタイルとしておすすめです。
コーンヒール(パンプス)
ベーシックデザインのスエードパンプス。
本革スエードならではの上質な質感とちょうどいいカッティングで足を綺麗に見せてくれますよ。
トレンドに左右されず、長く使えておすすめです。
キトゥンヒール(ポインテッドトゥパンプス)
ポインテッドトゥにクロスストップで美しく見せてくれる1足。
ローヒールながらエレガントな雰囲気が◎。
裏革、塗装ヒールで存在感を出しつつ、黒でシックに引き締めているので、どんなコーデにも合わせやすいですよ。
まとめ
参照元URL:https://www.washington-shoe.co.jp/
ヒールの種類やおすすめのヒールアイテムを紹介してきましたが、大切な事はどこでそのヒールアイテムを履くのかが大切です。
ショップにいってヒールアイテムの棚をみると、まず目がいってしまうのが、7cm以上のピンヒールではないでしょうか?
見た目も華やかで気分も自然と上がるアイテムではありますが、本来のピンヒールは、普段用ではなくパーティシーンをイメージして作られているので、基本は2時間〜3時間程度履く事が想定して作られています。
見た目やイメージに騙されず、慣れていない方は、チャンキーヒールなどの安定感のあるヒールアイテムから選び、徐々に慣れていくのがおすすめです。
今回はヒールの種類と、歩きやすさやヒールの特徴などを紹介しました。