ストレートアイロンは色々なメーカーから発売されていて、リーズナブルなものから少し高価なものまでたくさんあります。
「安かったらあまり機能的によくないかな?」「髪が傷まないのはどれ?」「綺麗なストレートになる?」「どう違うの?」など、色々な悩みが出てきて、ストレートアイロンを選ぶとき、最終的に口コミで判断するしかなくなってきていませんか?
実際ストレートアイロンは選び方さえ間違えなければ、ストレート以外にも簡単な巻き髪にも挑戦できたり、ヘアアレンジをたくさん楽しめる万能アイテムです。
そこで今回はストレートアイロンのおすすめ9選!選び方から巻き方・使い方まで紹介します。
スレートアイロンを選ぶ5つのポイント!
ストレートアイロンを選ぶ時、あなたはどんな基準で選んでいますか?
実は5つのポイントをおさえるだけで、自分にあった使いやすいストレートアイロンを選べます。
- 最高温度
- プレートの幅・長さ
- プレートの材質
- 本体の重量
- コードの根元の形状
最高温度は180℃以上
ストレートアイロンを使うことで髪の毛がまっすぐになる理由としては、タンパク質が熱で変形する為。
変形させるためには、ある程度のプレートの温度が必要になってきます。
その温度が160℃〜180℃以上と言われていますので、最高温度が180℃以上あるストレートアイロンを購入してください。
髪の毛の太さ・細さによって適している温度もありますので、比較的細かく温度調節ができるストレートアイロンがあればいいですね。
プレートの幅
ストレートアイロンを使うとき、とても重要となるのがプレートの幅です。
プレートとは髪を挟み込む金属部分をさしていますが、基本的には髪の毛の長さと量で選ぶプレートの幅は決まります。
プレート幅
- 髪の毛が長くて多い人:プレートの幅は太め(幅30mm以上)
- 髪の毛が短くて少ない人:プレートの幅は細め(幅20mm以上)
プレート幅が太い
- メリット:一度に多い量の髪の毛をストレートにできる
- デメリット:顔まわりの髪をアレンジする時に火傷の危険があり
プレートの幅が細い
- メリット:色々な細かいヘアアレンジをかけやすい
- デメリット:全体の髪の毛をブロック分けにしてストレートをするため時間がかかる
- 総合的におすすめタイプ:プレートの幅が細くて持ちやすいストレートアイロン
プレートの材質
- セラミック
- チタニウム
理由として、熱伝導が早い為、スムーズに髪の毛を伸ばせます。
ただセラミック・チタニウムのプレートにも2パターンあり、「コーティングされているプレート」と「プレート自体がその材質」になっているものがあります。
- おすすめ:プレート自体がその材質
値段は高めですが、長く使えるのがメリットです。
コーティングタイプは、使っていくうちに剥がれていき、滑りが悪くなると買い替えなければ髪を傷める結果に繋がります。
本体の重量は軽いにこしたことはない!
ストレートアイロン本体の重量ですが、アレンジする時にかなり重要だと思います。
やはり重いストレートアイロンになると手が疲れてくるので、ロングヘアの方だと余計にアレンジするのが面倒臭くなってきますよね。
1つ目の項目で説明したように、小ぶりなストレートアイロンになればなるほどアレンジがしやすいので、軽量のストレートアイロンが無難ですよ。
コードの根元の形状
ストレートアイロンを使うとき、色々な角度にしたり持ち替えたりして使うので、コードの根元の形状が回転する物だとかなり便利!
なるべくコードが絡まらない形状と長さを選んでください。
今ではコードレスのストレートアイロンも展開されていますよ。
元美容師が選ぶストレートアイロンのおすすめ9選
それではさっそく、元美容師が選ぶストレートヘアアイロン9選を紹介します。
値段はバラバラですが、「値段が高い=いい物」ではありません。
あなたに合ったストレートアイロンを選んでくださいね。
9位:KINUJO(キヌージョ):ストレートアイロン LIP IRON
こちらの特徴は、
- プレートが35mmと広いタイプ
- 最高温度が200℃
- シルクプレート
手短にストレートを実現させたい方におすすめです。
また、シルクプレートを採用しているため、保湿力も抜群で、綺麗なサラサラのストレートヘアを叶えてくれますよ。
コードレスでコンパクトなサイズ感なので、スイッチをONにするとすぐに使用できるのも便利ですね。
とにかく朝すぐにストレートをしたい方におすすめです。
8位:HOLISTIC cures(ホリスティック キュア) ストレートアイロン
ストレートアイロンで大切なプレート部分に、水晶をはじめ数種類の天然鉱物をパウダー状にして配合することで、使うたびにツヤのある髪に仕上げてくれます。
またプレート部分にクッション機能も搭載しており、しっかり髪を挟み込みしてくれるだけではなく、髪の傷みも軽減してくれますよ。
基本的にはストレートアイロンですが、アイロンを閉じると円形になるので、
- Cカール
- Sカール
- Jカール
など、色々なアレンジが楽しめます。
温度も120℃〜200℃までの5段階で設定できるので、しっかりと綺麗なストレートヘアに。
大きさもコンパクトなタイプなので、色々な角度からへアアレンジしても疲れにくいですよ。
7位:VIDAL SASSOON(ヴィダルサスーン): マジックシャイン スチームストレートアイロン
必ず聞いたことがあるヴィダルサスーン。
- ブランド史上最大のスチーム量
- 24時間続くストレート(ブランド調べ)
- サイドコーム付き
- 最高温度220度
髪全体を守りながらストレートヘアにできますよ。
湿気に強いストレートヘアを実現してくれるので、ストレートのキープ力がある事でも有名です。
6位:Ultra(ウルトラ):セラミックイオン ストレートヘアアイロン
こちらはセラミック純度100%なのが売り!
お値段も少々はりますが、コーティング剥がれなどの心配はなく、長い期間使う事ができるのが嬉しいですね。
温度調節も230℃まで対応していて、根元部分の回転も360度まわるので、いいストレートアイロンの条件としてはすべてクリアしています。
デメリットとしては、口コミでも多く書かれている通り、2年から3年に一度買い替えが必要になる可能性が高い事です。
5位:Agetuya(アゲツヤ):チタニウム プロフェッショナルストレートアイロン
コスパがダントツによくおすすめ!
低価格なのにチタニウムを使用している所が素晴らしいですね。
温度設定も220℃まで可能なので、このコスパの割に大手に引けを取らない性能です。
ただ、温度は高く使えますが、本体自体も少し熱くなってくる場合があり、口コミにも「本体自体も熱くなるので火傷に注意」と書いている方もいます。
この辺りは値段らしいといえばらしいですが、コスパからみると性能や機能はバッチリなので、はじめてストレートアイロンを使う方におすすめです。
4位:Panasonic(パナソニック):ストレートアイロン ナノケア
必ず聞いたことがある「パナソニック ナノケア ストレートアイロン」です。
プレートはグロスコーティングで加工が施されているので、カラーの色落ちを抑えながら、しっとりまとまりのあるスタイリングにしてくれます。
プレートの長さも95mmと従来のプレートより10mmも長く設計しており、髪の毛の挟み具合もしっくりきますよ。
ナノイーで水分をたっぷり使う事で髪の傷みが軽減されるので、ストレートアイロンの傷みを気にされる方におすすめです。
3位:ADST(アドスト):プレミアム DS2 ストレートアイロン
めったにお目にかかれない、プレートにアルミニウム素材が使用されています。
ストレートヘアにするために独自の技術が施されており、使用レビューも「サラサラになる!」とかなりいい評価!
蒸気が出る量を削減・水蒸気を効率よく発散させるなど、細かい所まで配慮されているので、しっかりしたアイロンを手にしたい方やプロの方にもおすすめの1本です。
2位:KINUJO(キヌージョ):ストレートヘアアイロン LM-125
楽天のレビューでも高評価されている高性能ストレートアイロン。
髪に優しいシルクプレートを採用し、絹のような髪通りのよさを実現します。
また28mm使用になっている為、自然なカールをこのアイロン1本で仕上げてしまうプロ仕様が高評価!!
温度設定も220℃まで可能で、ストレートアイロンの欲しい性能として、プロが使用していてもおかしくないぐらいの機能がたくさんありますよ。
1位:KINUJO(キヌージョ):ワールド ストレートアイロン DS100
アイロン業界でも有名な「絹女シリーズ(海外兼用)」です。
ストレートアイロンの命ともいえるプレートですが、先ほどと同じくシルクプレートが採用されています。
200℃の高温状態で水をかけても蒸発しないほどの保湿力があるということは、髪への負担がかなり軽減されているということ。
また海外旅行でも気軽に持って行けるのも人気の理由ですね。
冒頭でお伝えしました「ストレートアイロンを選ぶ5つのポイントのすべてをクリア」しているので、ぜひこちらのアイロンを選んでみてはいかがでしょうか?
髪が傷みにくいストレートアイロンの使い方
ストレートアイロンを使う上で知っておかないといけない事は、「使えば必ず髪の毛は傷む」ということです。
どんなに素晴らしい技術のストレートアイロンでも、熱と摩擦を加えるということは髪の毛にとってはよくありません。
ただストレートアイロンの性能や使い方によっては、髪の毛の傷みを軽減してくれる方法があります。
それでは髪の毛が傷みにくいストレートアイロンの正しい使い方を詳しく紹介しますね。
- 自分の髪に合った適正温度を調べる
- 髪の毛はしっかり乾かす
- ブラッシングとブロッキングする
- ストレートアイロンを滑らせる速度
- 毛先に向かって真下に引っ張る
- ストレートキープのスプレーを使う
自分の髪に合った適正温度を調べる
あなたの髪質で変わりますが、ストレートアイロンをセットする時の適正温度を探しましょう。
180℃で綺麗にツヤが出ないのであれば185℃を試す。
それでもうまくいかない場合は190℃。綺麗にツヤが出てセットができた温度が自分の髪質に合った適正温度です。
温度が高いと綺麗にツヤは出ますが、温度が高すぎると髪の毛が傷んでくるのがわかります。
徐々に温度を上げていって、綺麗なツヤが出る自分に合った最低の温度を探してくださいね。
髪の毛はしっかり乾かしてアイロンする
ストレートアイロンする時、髪の毛が濡れた状態でアイロンするのは絶対NG。
濡れている状態はキューティクルが開いている状態なので、そこに熱と摩擦を加えることで、髪に大きなダメージを与えてしまいます。
専用のオイルを塗って乾かせば、髪のダメージも軽減できますよ。
◆おすすめのヘアアイロン用オイル◆
ブラッシングとブロッキングする
ストレートアイロンを使用するときは、下記のようなダメージにいいブラシで事前にブラッシングを心がけましょう。
◆おすすめのヘアブラシ◆
そしてブラッシングが終わったら、適当に毛束を作って一度に多い髪の毛をアイロンするより、手間ではありますが「ブロッキング」を必ずした方が◎
段階に分けてブロッキングすることで、綺麗におさまったストレートヘアを実現できます。
ストレートアイロンを滑らせる速度
- 髪をはさんで3cm滑らすのに1~1.5秒
- 髪をはさんで6cm滑らすのに2~3秒
の早さが、ストレートアイロンを滑らせる速度の目安です。
よくやりがちな失敗といえば、何度も何度も同じ箇所をして、キューティクルを破壊する行為。
基本的に髪が傷む原因は、「熱・摩擦」なのを覚えておきましょう。
アイロンを一回滑らして終わらす為には、適正の温度を調べる事がとても重要なので、温度管理は必須ですよ。
根元でアイロンを挟んだら毛先に向かって真下に引っ張る
これもストレートアイロンではやりがちな行為ですが、アイロンで髪の毛を挟んで横に引っ張ることです。
横にアイロンを引っ張ってしまうと、うまくいかない場合があるので、毛束を作って真下に根元から毛先に向けてアイロンを引っ張るようにしましょう。
根元から毛先にアイロンをかけることによって、キューティクルが統一されてとても綺麗に仕上がります。
仕上げにストレートキープのスプレーを使う
苦労してストレートにしたので、なるべく長い時間綺麗にストレートヘアを保ちたいですよね!
そんな時に便利なのが、ストレートをキープするためのスプレー。
髪質やストレートアイロンのかけ方にもよりますが、すぐに崩れてしまう方は、このようなスプレーを使ってみてもいいかもしれませんね。
ストレートアイロンを使った巻き方や前髪のヘアアレンジ方法
ストレートアイロンはただストレートにする為のアイテムではなく、さまざまな可愛いヘアアレンジするのにも役立つアイテムです。
高い買い物をしたのに、出番が少ないのは悲しいですよね。
それでは最後にストレートアイロンを使った巻き方や、前髪のヘアアレンジをわかりやすく動画で紹介します。
ストレートアイロンを使った巻き方(ウェーブ編)
こちらは軽いウェーブを作る巻き方です。
ロングやセミロングでストレートの方がこちらの巻き方をすることで、カジュアル感がアップして全体の印象が変わりますよ。
少しイメチェンをしたい時におすすめです。
ストレートアイロンを使った巻き方(内巻き・外巻き編)
ストレートアイロンで内巻きや外巻きができるのをご存じでしょうか?
とても簡単なので一度練習してみてください。
ブロッキングしてから、少量の髪の束をとり、外巻きか内巻きの方向を決めて、ひねって下ろすだけ。
不器用さんでもできる簡単アレンジなので、ちょっとしたお出かけにもおしゃれに映えますよ。
ストレートアイロンを使った前髪のヘアアレンジ
ストレートアイロンを使った前髪の作り方の疑問がすごく多いので、こちらん動画で解決!
ストレートアイロンなのでまっすぐにすることはできますが、毛先を少し「くるん」とさせるのは難しいですよね。
かなり詳しく説明していますので、一度練習してみてはいかがでしょうか?
前髪を綺麗にアレンジすることは、全体の髪型のバランスを整えてくれるので重要ですよ!
まとめ
参照元URL:http://www.refa.net/
ストレートアイロンはストレートにするだけでもなく、万能なアイテムとして活躍してくれます。
ただ髪の毛を傷めやすいアイテムでもありますので、使用方法には注意も必要。
正しい使い方を理解して、上手にストレートアイロンを使ってくださいね!
今回はストレートアイロンのおすすめ9選!選び方から巻き方・使い方まで紹介しました。